チケットは1000番台でしたが、キャパ3000人くらいの箱だったので比較的良い位置で見ることが出来ました。中には姿が見えなかった人もいるとお聞きしたので。
19時開始予定でしたが、数分遅れてミレーヌとバサラの前説。
01. HOLY LONELY LIGHT (Duet)
福山芳樹ソロだと大抵イントロがディープパープル風のアレンジ(いわゆるFUKUYAMA FIRE!!!ver)ですが、今回はFire Bomber。いきなりデンデンと始まりました。
やっぱり福山さんとチエさんの親和性は高いですね。この曲をトップに持ってきたのは正解だったと思います。一番Fire Bomberらしさが現れる楽曲だと思うので。間奏のギターソロも原曲に沿った形でした。
02. だけどベイビー!! (Duet)
間髪入れずドラムソロから始まり、明るいシンセの音が響く。
Bメロの福山さんのコーラスがすげえビートルズ。Lady Madonnaみたいな。
サビをちょっと観客に歌わせすぎじゃないか?と思いつつ…観客の男比率はやっぱり高いので野太い「まだ物足りないのよ」がなんか笑えてしまった。
そもそもちゃんとフルで聴いたことがあまり無かった楽曲だったかも。
MC
いきなり福山さんがマクロスをマクラスと言い間違えつつ、チエさんと共に30年の感謝を述べる。
次の楽曲はマクロスFB7の楽曲と予めバラす(笑)
03. ヴァージンストーリー (Duet)
うおお。個人的には2012年のライブ以来。
これはすごく観客もYeah Yeahと歌いやすくて盛り上がる楽曲。外園さんのギターもイカす。
04. Burning Fire (Duet)
予想してなかった曲が急に来たものだから一番テンション上がったかも。HeyとかYehのタイミングがこの曲ちゃんと聴きこんでないと難しいよね。自分は原曲通りに頑張ったつもり。原曲には無かったチエさんの「ヒマはないんだぜ」のハモりも良き。
その後の「未来に誓う固い約束を」をすっ飛ばす福山クオリティ。
Re:Fire!!のリリース直後はそこそこ賛否両論がありましたが、当時からこの曲はなんかいいなぁとずっと思ってました。PSPのゲーム「マクロスアルティメットフロンティア」の主題歌ということもあり、「Ultimate」の歌詞が入ってるなど多少タイアップを意識した感もありますが、Re:Fire!!の前半に相応しい一曲だと今でも思っています。当時の懐かしさも相まってとても良かったです。
05. GO(自由な唄)
ここからチエさんのソロコーナー。しかし全然声変わんねえな。「何処かで同じ空」の抜け具合はやっぱり綺麗でしたね。コーラスも同期していたのか原曲通りでした。
ダイナマイト7でミレーヌが歌ってた映像が自然と頭の中で流れていました。
MC
「30周年おめでとう、じゃない。ありがとう。」
30年前の楽曲なので懐メロの域に入ってきたと。
ミレーヌの誕生はあと5年後なのでそれまで頑張ろうかと思いますと改めて語ってくれました。
06. PLASTICS
リリース直後に何回か聴いたくらいだったかな…?チエさん、ミレーヌごめんなさい。
いやぁでもすごく甘々ながらも色気があっていい曲でしたね。間奏の根岸さんのベースラインも気持ち良かった。
最後のサビは観客にマイクを向けていたんですけど、歌詞があやふやで歌えず申し訳ない…
07. 君に届け→
アコギのアルペジオとシンセのイントロからは最初何の曲だろうと思いましたが、聴き覚えのあるメロディで一気にチエさんワールドに持ってかれました。ライティングも幻想的で没入感凄かった。
この楽曲ではコーラスの同期はありませんでしたが、シンプルにこれは正解だと思う。
サビで若干Ah-のコーラスが入ってました。外園さんかな?
ミレーヌの楽曲では一番好きですね。
08. レゴリス
うーん。君に届け→の余韻を引き継いだ綺麗な流れ。個人的にはFire Bomberの新曲の中で一番らしいなと初めて聴いた時に感じた楽曲です。映画館でエンドロールをボーっと見ているような感覚で、これはF-BANDには出せない雰囲気だなとちょっぴり思ったり。
最後のアウトロのガガガガガと打ちつけるようなギターの残響音も良かった。
09. SEVENTH MOON
↑アニメ序盤に時々流れた2045年に至るまでの一連の流れを開設した映像とナレーションが流れる。夢の無いことを言うと福山ソロに入るための場面転換の時間稼ぎかな。
ここで会場の人の殆どはSEVENTH MOONだと思ったはずです。ある意味今回のライブは良くも悪くもセットリストに驚かされるということは無かったと思います。久しぶりのFire Bomberですし、定番曲聞きたいしね。
さて、バサラギターが映し出されて演奏開始。おお、ここでツインギターの真価が本領発揮。ギター一本では厳しかったイントロの重厚感がちゃんと再現されてる。OPサイズに慣れてるからすげえイントロ長く感じた。アウトロもバッチリ決まってて良き。
10. REMEMBER 16
ほう。原曲Verですか!何十回とアコギverは聴いたことあるのでめちゃくちゃ新鮮。原曲なのに。ポップス感ある楽曲ですが、アコギverとはまた違う哀愁に満ちた感じでいいですね。サビのコーラスが凄く綺麗で感動。やっぱりフィジカの例のシーンが浮かんできますね。悲しいなぁ・・・
11. SUBMARINE STREET
チャン、チャン、チャン、ダカダンで始まるサブマリンは初体験かも?
やっぱり今回のライブは原曲になるべく忠実にコーラスを入れようという意識が感じられる。サビのAhのコーラスがたまらなく好きなのだ。
可能であればギターソロ前のアウ!も欲しかった。ギターソロ、アウトロ部分はFUKUYAMA FIRE!!!仕様。原曲はフェードアウトですからね。
やっぱりいい曲だわ。
MC
定期的に湧き上がるFire Bomberコール。給水するも熱さで水が温まってたらしい(笑)
16歳を思い出す曲なのにもう61歳だぜという話とMY SOUL FOR YOUの話。
12. MY SOUL FOR YOU
これはハミングverでした。ラストのOh Fuuのところが音響の関係もあってか綺麗に突き抜けていて最高でした。
MC
ピックがボロボロという言葉に前列が沸き立つ(ピック投げに期待)
「始めっからそんながめつすぎだろ」と一声。結局投げる優しさ。
新曲の話になり、熱気バサラはお客さんに歌ってもらうのが一番好きだからみんなに歌ってほしいと語る福山さん。
「Woo wooとかやるんですよ」と事前にレクチャー(笑)最後の下りでは強制的に歌わせるとのこと。
13. I am a ROCK
正直、初めて聴いた時は「これFire Bomberか…?」という感想でした。あまりにも福山色が強すぎないかと思ったのですが、ライブで聴くとまた印象変わりますね。みんな盛り上がって、歌っているのだからある意味バサラにとっては最高の楽曲なはずです。聴いているうちに「これはFire Bomberだわ…」と思いました。
MC
開始前にバサラギターがOPのようになってるの見た?という話。
ハンググライダーで登場するという案もあったらしいが、流石に危険とのことで。もうちょっと痩せたら検討とのこと。
14. DYNAMITE EXPLOSION
ハミングverではなくちゃんとFire Bomber仕様。OP映像も流れていたので相乗効果で大盛り上がり。↓の映像と実際の観客がマッチしていて興奮しました。
欲を言えばチエさんのコーラスも聴きたかったなと思いましたが、パートがかなり少ないので仕方ないですね。ギターソロもFire Bomberだったよ…!
最後のダイナマイッもてっきり6回繰り返すのかと思いきやそこはハミング仕様でした。
シャウトのバッチバチに決まってました。声の調子も良い方だったかなと思います。
MC
次は熱気バサラ最後の曲になります→えー→Fire Bomberの曲が聴きたいんでしょ?
ANGEL VOICEはFire Bomberの曲ではなく、熱気バサラのソロなんだよねという話。
実際、Fire Bomberのアルバムには収録されてませんからね。ベストアルバムもボーナストラックという形ですし。
15. ANGEL VOICE
ソロだと「あれは天使の 声~」でドラムが入るんですけど、原曲通りに「メロディは消える」の前からドラムが入ってちょっと感動。
てつろうさんのコーラスに慣れすぎているからなのか、外園さんのコーラスが小さく聴こえました。もう少し音量上げても良かったかも。
wow wowの大合唱も良かったです。一つだけ苦言を言わせてもらうと、最後のブレイクでの歓声と拍手は正直いらないかな…と。2日目も同じようだったので、あれは何なのだろう?原曲を知らないわけではないと思うんだよな。
ソロパート終了。銀河クジラの歌声が流れる。
16. INTRODUCTION
チエさんも登場。俺の歌を聴け!と叫ぶ福山芳樹。
17. PLANET DANCE (Duet)
やっぱりDuetはいいねぇ。劇中で一番流れたんじゃないかという曲ですが、Fire Bomberの象徴ですね。間奏も終わりも原曲仕様で何回も聴いたことある曲なのに凄く新鮮でした。
MC
何言ってたか覚えてない…
18. LIGHT THE LIGHT (Duet)
チエさんの声はやっぱりスローテンポな楽曲によく合うね。
BASARA EXPLOSION2024でもそうだったけど、これに関してはみんな大合唱前提。
歌詞まで表示してくれる親切仕様。ここでも福山さんが歌詞を飛ばす(笑)。
やっぱり最後のピアノソロからのバーンはかっこいいね。このアレンジはいい。
19. MY FRIENDS
ここでMY FRIENDSは意外でした。てっきりTRY AGAINだと思ってたので。
福山さんのコーラスは無かったかな。観客の野太い声でOh! MyFRIENDSとかWooが響く豊洲pit(笑)いいねぇ。
ライブだと結構ゴリゴリにロックなサウンドでこれまた好印象。
MC
アンコール前最後の曲とネタバレ。チエちゃんヨシちゃん?
チエさんは選挙に行こう!とのこと。
20. TRY AGAIN
冒頭からのハモりは原曲にはないのだが、かなり好きだ。
「お前を遮るものぉ~は何も~な~い」でTRY AGAINと叫ぶのが定番の流れで、ハミングのFLY AWAYのパターンを受け継いでいるのが基本だったのですが、今回は違いました。
「お前を遮るものぉ~は・・・・・・・何も~ない」
うおおおおおおお!!ここで鳥肌MAX。この間が凄く大事。バックで最終話の映像とか流されてたらガチ泣きしてたかもしれない。少なくともこのパターンは初めて聴いたかも。本当にこれだけで観に来た価値がありました。
原曲には無かったチエさんのソロパートもあったり楽しかったですね。
アンコール
Fire!! Bomber!!のコールが5分近く続いて圧巻でした。流石に参加する体力も残っていなかったので、聴く側に回っていたのですが、あそこで叫び続けられる人達に尊敬。
21. BURN! BURN! BURN!
この曲も正直最初は「ダセえ・・・」と思わずにはいられませんでした。Fire Bomberの楽曲は多少の古臭さやダサさがありますが、それが良さだよなとずっと思ってました。
ただ、BURN!×3に関しては今までにFire Bomberには無かった別ベクトルのダサさが目立って、何度聴いてもイマイチな印象でした。多分SHAKE SHAKEとかKISS KISSとかの掛け声も重なって微妙だなと。
ただ、ライブというものは一味も二味も違うもので、「かっけえ・・・」と不覚にも感じてしまったので、もう立派なFire Bomberの楽曲です。
MC
アンコール長く待たせてごめんね、着替えるの時間かかるんだよという話。
グッズも売ってるから買ってねという販促。
メンバー紹介。
22. 突撃ラブハート
これに関しては全パート観客が歌ってても私は怒りません(笑)
流石にキーの高さなども関係してかFUKUYAMA FIRE!!!verでした。
ラストに銀テープ発射。綺麗な光景でしたね。
と思い出しつつ書いてみました。
私の中ではこれが最後のFire Bomberかなと思ってライブに出向いたわけですが、まぁ本当に最後でも悔いはないくらいの素晴らしいライブでした。
現実的な話、福山さんもあと何年歌ってくれるのか分かりませんし、チエさんも今後歌い続けてくれるのか先は分かりません。私自身の体力と気力も年々すり減りつつある状況なのでそんな風に考えていました。
もちろん、長く歌い続けて欲しいですし、まだまだ見れることを期待しています。
ただどうだろう。仮にまた機会があったとしても行くだろうか…
今は満足感と飢餓感の狭間にいる感じですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Fire Bomberライブ開催のおまけ